
売れる営業マンと
売れない営業マンを分ける、
ほんのわずかの差!
柔道にたとえて
10の
“柔”診断
「ハァ〜。アイツらときたら、いっこうに営業成績が上がらん」。
あなたは部下たちの営業報告を聞いて、ため息をつくことはないだろうか?
しかも、彼らの行動の何がマズいのかすら分からず、ため息はさらに増すばかり。
そこで、だ。
営業マンを率いるあなたに、マネジメントの改善のヒントをお教えしたい。
が、その前に、部下たちに以下のような傾向がないか、
Yes・No形式の2択で選んでみてほしい。
まずは思い当たるまま、一気に設問に答えていこう。
私たち日本人になじみが深い、「柔道」にたとえてヒントも添えてみたぞ!

出題者はこの私
「高価値セールスコンサルタント」
株式会社エスコート・ランナー
代表 植松隆之
香川県で営業研修会社を経営。
外車ディーラーの販売職を4年半経験し、全国トップ3の販売実績を獲得。その後、店長職として部下の年間販売実績を年間230%アップ、厨房機器販売会社では入社後6ヶ月で売上トップに輝く。高価格・高価値商品の販売を得意とする。
2022年に営業戦略コンサルタントとして独立。創業4年目の鉄工会社が売上対比1.6倍を達成し、公共事業を獲得。清掃会社では法人の年間契約数が6ヶ月で2倍に増えるなど、顧問先を着実に成長軌道に乗せている。
ちなみに、元柔道全国大会経験者。


Q1
部下が、スーツの胸ポケットに常にボールペンをさしている。これは良いこと?
押忍! 柔なヒント!!
あなたは、道着の帯にボールペンをさして試合に出るだろうか?
Q2
部下はいつも一発で契約を決めようとする。成果は今のところ、いって五分五分。クロージングの技術さえ身につけば成約を上げられると思う?
押忍! 柔なヒント!!
1本背負いだけで試合に勝ち続けられるだろうか?
Q3
いつも顧客に親切心を忘れない部下。「何か困ったことがあれば、ご連絡くださいね」。この対応は正しい?
押忍! 柔なヒント!!
試合に負け続きで悔しいあなた。監督から「何か困ったことがあれば、言ってこいよ」と言われたら、なんと答えるだろう?
Q4
部下はまた、口グセのように言う。「顧客にはドンドン『得』を与えればいいんだ」と。これは正しい考え?
押忍! 柔なヒント!!
押してばかりで柔道に勝てるだろうか? 時に引き技を仕掛けるからこそ、相手はバランスを崩すのだ…おっと、喋りすぎたようだ。
Q5
部下の商談に同席。すると、部下が顧客の話に間髪入れずに即答した。これはレスポンスが良いと取るべき?
押忍! 柔なヒント!!
あなたは、道着をしっかりつかまず、力技で投げようとする相手に、選手として敬意を払えるだろうか?
Q6
部下は口グセのように言う。「売り手と買い手は、つねに対等の立場にある」と。これは正しい考え?
押忍! 柔なヒント!!
つねに対等だろうか? 相手があなたの胸を借りるつもりで試合に出ているとしたら、どうする?
Q7